かわいい癒しの仏像
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伏見稲荷、豊川稲荷のご利益

抜粋した中から、現代人が手短に楽しめるようかわいい癒しの仏像を取り入れを取り入れ、しかも文語体の説話を現代語訳短編ご利益話に執筆しました。皆様の仏像への理解と信仰心の糧となりますよう願っております。 
伏見稲荷 ご利益  豊川稲荷 ご利益 
 瑞雲作 伏見稲荷像 豊川稲荷像
 荼吉尼天(豊川稲荷)の形は真言密教と在来の狐神信仰が結びつきキツネに乗る姿になりました。狐の背に乗り稲穂や剣と宝珠を持つ。現世利益の霊験強大の神です。伏見稲荷のお姿は 右手に稲穂、左手に宝珠を持ち、狐を従えるのが一般的。 五穀豊穰・所願成就・金運良好・商売繁盛・あらゆる産業守護の福の神

伏見稲荷と日本の稲荷一般論

 最も多い神社は稲荷神社といわれている。その多くは京都の伏見稲荷からの分霊で農家では稲の神、都会にあっては商工業繁栄の神として広く信仰され、そのご神体である稲荷像は神道系の伏見稲荷では老翁のお姿で、仏教系豊川稲荷、最上稲荷では狐にまたがった女神のお姿で個人宅や企業の敷地内にお祀りされています。
 

愛知の豊川稲荷ご利益記

曹洞宗の寺院で千手観音を守護する荼枳尼真天が祀られている。
 
 ご神体の荼枳尼真天は「平八郎稲荷」とも称せられている、以下は伝説
寒巌禅師の6代目の弟子、東海義易禅師が妙嚴寺開創の時、一人の老翁があらわれ、「お手伝いをいたします」と禅師に侍して働き、自ら平八郎と称していました。老翁は一つの小さな釜を持っていて、ある時は飯を炊き、ある時は菜を煮、又ある時は湯茶を沸かし、しかも幾百人を接待するにもこの不思議な釜一つで間に合いましたので、その神通に驚かないものはありませんでした。
 そこで、そこである人が一体どのような術を使っているのかと尋ねると「私には三百一の眷属がありますので、ご利益はどんな事でも出来ないとはない。又どんな願いも叶うのです。」と答えたということです。開山禅師が遷化されると老翁は忽然と姿を消したといわれ、今でも大祭の折、平八郎稲荷と三百一の眷属の供養がなされているという。(豊川稲荷HPから一部引用)
 仏像彫刻ワールド 仏師、瑞雲の東京千葉仏像彫刻教室案内、門下との最近の仏像彫刻展。
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