かわいい癒しの仏像
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 かわいい癒しの仏像 ご利益話

聖観音坐像のご利益

抜粋した中から、現代人が手短に楽しめるようかわいい癒しの仏像を取り入れを取り入れ、しかも文語体の説話を現代語訳短編ご利益話に執筆しました。皆様の仏像への理解と信仰心の糧となりますよう願っております。 
 かわいい癒しの仏像 聖観音微笑仏
かわいい癒しの聖観音坐像 
 施無畏者ともいい、仏の慈愛を象徴しています。聖観音菩薩は梵語ではアヴァロキテシバラといい、観世音、観自在、光世音と訳します。観世音とは「世の音を観る」と書き、一切の人々の声や願い事を良く見抜かれるという意味です。

聖観音菩薩坐像 霊験記6

越前の国、敦賀に住む孤独な女が観音の霊夢で幸福な結婚をした話。
 
 今は昔、越前の国、敦賀に住む孤独な女がいた。結婚運がなかったので、娘を守ってくださるようにと家の後ろにお堂を建て観音像をお祀りしていたが、まもなく両親とも死んでしまった。
 そうして、家だけは広かったが、衣食にも困るほど貧乏になったので娘は観音像に「父が良い結婚をと祈願していたかいあるようにお助けください」と念じていた。
 ある夜、夢に老僧が現れ「明日、夫になるべき人が現れるから、その人が言うとおりにしなさい」とお告げがあった。次の日の夕方、馬の足音と共に70人くらいのものが宿を借りたいと来て泊まることになった。
 夜中になって、男が娘の寝間に忍び込んできたが、娘は「その人が言うとおりにしなさい」という夢のお告げなので断れず、実は、この男は美濃の国の勢力も財力もある豪族の一人っ子であったが愛する妻を失って、妻に似た女でなければと再婚相手を捜していたのであった。この家の娘が愛する妻に生き写しであったので、その夜の内に契りを結び、その後、ねんごろに観音にお仕えし夫婦仲むつまじく暮らしたと伝える。
(今昔物語巻16の7)
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