かわいい癒しの仏像
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 かわいい癒しの仏像 ご利益話

弥勒菩薩のご利益

抜粋した中から、現代人が手短に楽しめるようかわいい癒しの仏像を取り入れを取り入れ、しかも文語体の説話を現代語訳短編ご利益話に執筆しました。皆様の仏像への理解と信仰心の糧となりますよう願っております。 
 癒しの仏像 弥勒菩薩
 瑞雲作 癒しの仏像 弥勒菩薩
動画 弥勒菩薩微笑仏を見る
 実は実在の人物でお釈迦様のお弟子でした。仏教を深く理解し精通したので未来の仏を約束されたんです。右足を曲げて左膝の上に置き、思惟手(しゆいしゅ)といいますが頬に右手を当てて何かを考えていらっしゃるお姿は、お釈迦様が亡くなって56億7千万年後、この弥勒菩薩が次の仏陀になられたときのために、どのようにして人々を救おうかという思索にふけっていらっしゃるんです。

弥勒菩薩ご利益話

近江の国の裕福な人が弥勒菩薩の霊験により瑜伽論(ゆがろん)百巻を書写した話。
   
 今は昔、近江の国の裕福な人が瑜伽論の書写を発願したが、色々あって出来ないでいた。
そのうち、貧乏になり山寺に住み着いた。この山寺の境内に一本の柴がはえていたが、この柴の木に弥勒菩薩像が出現された。男は大いに喜び弥勒像を尊んだ。
 このことを伝え聞き多くの人々が集まってきて弥勒菩薩像を拝み、ある者は稲を持ってきて供え、ある者は米を、ある者は布をとあらゆる物を供養したので、男は瑜伽論百巻を書写しその供養を行った。するとにわかに弥勒像は消えてしまわれた。
 思うに弥勒さまは兜率天で修行中というのが通説だが、衆生にご利益を与えようと、苦しみの多い人間界に降りて来てお姿を現しなさるのである。だから、世の人は心から弥勒菩薩に信仰心を起こし崇敬すべきである。
(今昔物語巻17の34)
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ことが起こるので、また仏像が欲しくなってしまうんです。
 仏像彫刻展と法話集 仏師、松田瑞雲門下の仏像彫刻展と仏像に関する法話を集めました。

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